自立している!?どうやって座ればいいのかわからない二本足の椅子−Two Legged Balancing Chair
自立している!?どうやって座ればいいのかわからない二本足の椅子。
実はこの椅子、自立している訳じゃないんです。(わたしも騙されましたw)
じゃあ、どうやって座っているの?と皆さん気になるはず。
この椅子は、見た通り(というべきでしょうか)座る人が体の筋肉を駆使して座っているのです。
要は、空気椅子やバランスボールに似た運動を行っている訳です。
では、なぜそんな家具を?
この椅子をデザインしたBenoit Maltaは、「我慢できる不快さ」というコンセプトを家具に取り入れているそうです。
普段わたしたちが一日の中で必ずするであろう、座るという動作。
人によっては、朝電車で座り、職場ではパソコンの前に夕方まで座り、また帰りの電車で座り、帰ってから食事時に座り……こうやってみると、なんて座ることが多い一日なんでしょう!
勿論、座ることは悪いことではありませんし、人間にとって必要な動作であることは確か。
Maltaは、どうしたら座るという動作が人間にとってより良いカタチで関わるのか考え、そしてこの椅子をデザインしたそうです。
まあ、確かに座りながら健康になりそうな家具ですね(笑)
そしてこの人、実は他にも「我慢できる不快さ」をコンセプトにした家具を作っているのです。
今回はその家具も一緒にご紹介しますね!
1.「我慢できる不快さ」椅子
2.「我慢できる不快さ」ランプ
こちらのランプは、ある一定時間で消えるように設計されているのだそう。
消えるたびにまた電気を点けに行かなければならないのです。
3.「我慢できる不快さ」棚
写真だと少しわかりにくいかもしれません。
この棚は、通常より高い場所にあって、背伸びしたりしないと必要な物がとれない仕組みになっています(笑)
たしかに背伸びすることは体に良さそうですね。
どうでしょう、この3つの中に欲しい家具はありましたか?
via:Benoît Malta’s Passive Behaviours furniture collection encourages movement
via: Two-Legged Balancing Chair Keeps Muscles Engaged All Day | Designs & Ideas on Dornob